キラコタン岬 | |||
釧路湿原の西側に位置し、特別天然記念物のタンチョウの生息地として保護のため天然記念物に指定されています。そこを訪れるためには文化庁の許可が必要となります。 キラコタンとは、アイヌ語で逃げてきた村という意味で当時海の近くに住んでいた人たちが大津波に襲われそこから逃げてきたと言われています。 車を降りてミズナラ、シラカバの林の中を歩いて40分くらいで広場に出ます。 目の前には湿原が広がりチルワツナイ川が蛇行しながら流れてゆくのが見られます。 この付近には大小の穴がたくさんあり、これらは竪穴住居の跡です。縄文中期からのが確認されていて長い歴史を感じられます。 近くには湿原を見下ろすテラスがあり、緑の草原の中を蛇行するチルワツナイ川などが見渡すことが出来ます。 ここから見る湿原は東側から見るのとは違い、とてもすばらしいものがあります。 時をかけゆっくりと育んできた自然の営みが見えるところ、そこがキラコタンです。 |
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広場 | 大きなミズナラ、直径1mくらい | チルワツナイ川 | ウツボクサ |
森の小道 | テラスから見た湿原 | 小さな沼アキアジ沼 | エゾノコリンゴの花 |